第2回自然史研究振興賞を受賞しました
日本生態学会 第2回 自然史研究振興賞を受賞しました。これまで調査・研究でお世話になったみなさまに厚くお礼申し上げます。受賞講演も多くの方に聞いていただき、ありがとうございました。
日本生態学会 第2回 自然史研究振興賞を受賞しました。これまで調査・研究でお世話になったみなさまに厚くお礼申し上げます。受賞講演も多くの方に聞いていただき、ありがとうございました。
博士課程から分子系統樹の作成のため分子生物学実験をちまちまとしているのですが、当時ラボにきちんと分子生物学を学んだ人が不在で見様見真似で実験をしておりました。そのため、ピペットワークが雑で今も自信がありません。そこでエッペンドルフのマイクロピペットセミナーがあると聞き、応募して参加してきました。これまで見様見真似でやっていたピペットワークがいかに駄目なものかを思い知りました。セミナーを受講してエッペンドルフ社認定ピペットマイスターの称号も得ましたので、これから改善されたピペッティングで少しは実験の精度が上がればいいのですが。
しばらく参加していなかった日本ウミガメ会議に参加して、「ウミガメの体表に生息する生き物たち 」というタイトルで最近進めている研究の内容について報告してきました。新型コロナの影響もあって、なかなか沖縄に行けなかったのですが約5年ぶりくらいで沖縄の友人たちにも子連れで挨拶できてとても楽しかったです。また調査で沖縄にしばらく滞在したいものです。
福井市自然史博物館とホネ部のみなさんからオサガメの漂着の連絡をいただき、付着するフジツボを採集することができました。今とりくんでいる研究テーマの一つで扱っているもので、オサガメを調査できる機会はなかなかないので貴重なサンプルになりました。ありがとうございました。
ウミガメの産卵地として有名な屋久島ですが、そのほとんどはアカウミガメでアオウミガメの上陸は非常に限られています。短い調査期間でしたが、2頭ものアオウミガメに遭遇する機会がありました。どちらのカメもしっかり産卵して海に帰っていきました。
昼夜逆転のウミガメ付着生物調査が始まりました。この日はたまたま散歩がてらいつもの浜に夕方出てみたのですが、明るいうちから上陸して穴を掘っているカメがいました。結局うまく穴が掘れず、昼間のうちには産卵できなかったのですが、こんな明るいところでカメの穴掘りを見るのは珍しい体験でした。
今年も屋久島に調査に来ることができました。まずは宮之浦でとびうおラーメンをいただき、体調を整えます。今晩から夜の砂浜調査です。
毎年恒例の屋久島でのウミガメ調査許可申請をしました。2週間ほどでご対応いただき、今年も調査できることになりました。新型コロナ次第ですが、5月末~6月頃の調査を予定しています。
今年も武蔵野美術大学で非常勤講師として1コマ授業を担当することになりました。昨年まで「生物多様性の科学」という科目を担当していましたが、今年は「生態学」という科目名に変更がありました。講義の中身は基本的にこれまでと同様です。よろしくお願いいたします。
第69回日本生態学会にオンラインで参加し、自由集会を企画しました。